左上埋伏親知らずを静脈内鎮静法で抜歯体験談【術後翌日の経過】

親知らず抜歯

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病院の夜は早いです。
22時には消灯時間となります。

 

普段そんな時間に寝る週間はないので全然眠れませんでしたね。
残念ながら一睡もできず夜を過ごすことになります。

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痛み止めを飲むタイミングを計っていたら…

危険

点滴の痛み止めは夜中に切れるとは聞いてのですが、時間については教えてもらえませんでした。
つまり、自分で管理しないといけないわけです。
ロキソニンは頓服なので、そういう薬ですからね。

 

しかも、点滴液はすでに空なのでいつ痛みが出てもおかしくありません。
よく分からなかったので22時にロキソニンを1錠飲みます。
飲んでから15分くらいしたら左の頬辺りに出ていた張ったような違和感がなくなりました。

 

どうやらズキズキ痛むというのは頬が張る違和感ということをここで知ったわけです。
この違和感を強くしたら頭痛のようなズキズキになるかもなと思いました。

 

それまで痛みは断続的にあったようです。
自分がそう感じていなかっただけでした。
つまり痛み止めはずいぶん前に切れていたようです。

 

効果は6時間が一般的なので痛みが出るのは4:00頃。
4人部屋でしたが現在は自分だけ。

 

とはいえ、さすがにアラームを鳴らすわけにはいかないのでバイブをセットして寝ることに。
前日は寝ていませんので少しくらいは寝られるであろうと思っていました。

 

しかし、一睡もできていません。

激痛で目覚めるのだけはイヤだったので、緊張感が出てしまったようです。
目を閉じて寝ようとはするものの、空調の音などが気になって寝られませんでした。

 

痛み止めが切れる4時頃に左頬辺りの違和感が復活してきました。
いつもそうですが、寝不足になると目の周りが痛くなります。

 

もはや何の痛みなのか分からない状態です。
寝不足になると出ていた痛みは親知らずの影響だったかもしれません。

 

とりあえず4:00にロキソニン1錠を飲みました。
15分ほどして違和感はすっと消えていきました。

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空腹に耐えながら朝を迎える

しかし、ここから先も苦痛が待っています。

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空腹が襲ってきたのです。

病院の食事は病人食が前提。
健康な胃袋を満足させることはできませんね…
前日に買ったウィダインゼリーと水で空腹をごまかしていました。

 

傷口の止血はできていますが、うがいをしていないので口の中には血が付いています。
これが溶け出してなんとも言えない味になっていました。

5:50起床時間

病院の朝は早いです。
寝ていないので起床時間もなにもないのですけどね。

 

5:50の起床と同時に体温と血圧の測定。
熱は平熱に戻っていました。

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翌日は腫れると言われますが、輪郭が変わるほどの腫れはありません。
痛みも頬の違和感程度です。

7:40朝食

飢えに耐えて朝を迎えて朝食。

 

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おかゆを除けば「これぞ朝食」という内容です。
朝から胃は元気にグーグーなりまくっています。

 

朝食が運ばれてきたら即かけ込みます。
が、しかし前日よりも腫れているようで口がさらに開かない…
この日も流し込みでした。

 

さて、ここでトラップ。

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抜歯後にストローを使うのは御法度です。
体自体は健康そのものなのでいつものクセで普通に飲みそうになりました。

 

牛乳はカルシウムやタンパクそのものです。

 

これから歯茎や骨を再生しなくてはいけない人間にとっては必要不可欠な栄養素。

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持ってきた紙コップに移し替えて飲みます。
朝から乳搾り…なにやってるんだろう。
牛乳には粘膜保護効果もあるらしいので、ロキソニンで胃を痛めやすい今の時期は積極的に飲んだ方が良いでしょう。

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8:30診察

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術後の経過観察のため診察を受けます。
どこでも共通ですが、ここで患部の消毒をするわけですね。

 

術後は歯磨きができません。
うがいも原則禁止ですから、患部は細菌の住みよい環境になります。

 

術後の消毒は感染防止の意味合いで行われるようです。
体験談を見ていると、この消毒が激痛という話もありました。

 

なので警戒していたのですが、そのようなこともなく普通に終わりました。
メスで切った部分が表面に出ていると染みるような痛みが出るのかもしれません。
このあたりもドクターの腕の見せ所なのかなと。

9:30最後の抗生剤点滴

経過も良好ということでそのまま退院となります。
9:30に最後の抗生剤点滴をして終了となりました。

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点滴の針は刺しっぱなしなので頑丈に固定されます。
固定用のテープを剥がすときは、覚悟を決めておかないといけません…

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毛が何本か持っていかれました。
今回の一連の流れのなかで一番痛かったのがコレかもしれません。

費用

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今回の入院にかかった費用は25,440円でした。
もともと2本抜く予定でしたが、1本にしたので減っています。

 

 

これでも保険適用です。

 

海外では歯科は保険対象外なので入院なしでこのくらいかかるとのこと。
海外留学する前に抜歯する人が多い理由はここにあります。

 

抜歯後のケアもあれこれやってくれますので、これくらいの金額で妥当なのかなと思いますね。
このあと精算を終えて帰宅しました。

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