無事左上の親知らずは抜けました。
しっかりと原型を留めているので丁寧になってくれたようです。
こうしてみると親知らずはデカイですね。
レントゲン画像では根は1本に見えたのですが、実際は2本だったようです。
術後にドクターが病室を訪問してくれて経過を聞いてきました。
そのときにどのように手術が行われたのかも聞きました。
事前説明通り
- 歯茎の切開
- 骨の削除
は実施したようです。
削った量は少しだったとのこと。
骨を削ると腫れが強くでるので覚悟をしていたのですが、少量だったということで心配はないとのことでした。
実際にほとんど腫れることはなかったのですが。
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術後の経過(当日)
ここから術後の経過を書いて行きます。
術前はこんな感じでした。
こちらが術後。
見た目に変化はほとんどありません。
もともと肉付きがよいので、晴れているのかどうかもわかりにくいです…
麻酔が切れたのは16:30頃
麻酔が切れたあとも
特に痛みが強く出ることはありませんでした。
やはりすぐに痛み止めの点滴をしたのが良かったのかなと。
今回は上だったというのもあるかもしれません。
痛みらしいモノはありませんが、腫れ上がっているのか頬のあたりが張っている感じはしていました。
あとは歯茎が腫れているので口が開けにくいです。
体験談を見ていると頬まで盛大に腫れ上がっている人が多いですが、歯茎の腫れに留まってくれていました。
腫れた歯茎が歯を押しているので前歯にも違和感が。
看護師さんが止血の確認のために2時間おきにくるので口を動かすのが大変でした…
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18:00より夕食
術後の痛みもほとんどなく、ストレスから解放された胃は活発化してグーグーなっていました。
夕食が待ち遠しいと思えるほど余裕があります。
抜歯後の定番と言えばおかゆです。
しかし、
そのおかゆの水分がほとんどありません。
お茶漬けみたいに飲み込めると思っていたのですが、これは想定外でした。
今回は右の上下が使えるので、右側で軽く咀嚼して飲みました。
流動性は低いですが刻み食なので噛む必要はほとんどありません。
また上の抜歯だったので食べにくさは下よりはマシだったと思います。
次に待ち構える左下はどうなるかわかりません…
私が入院するのは20年ぶりくらいかと思います。
幼少期は自家中毒(周期性嘔吐症)で苦しみました。
親にも迷惑をかけていたようです。
当時の食事もおかゆ中心でした。
入院して普通の白米を食べたことがないですね。
ちなみに今は自家中毒(周期性嘔吐症)をなんとか克服しました。
嘔吐反射は相変わらずですが、歯医者にも定期的に通えるほどですし、さして問題はないと思っています。
右2本は局所麻酔で抜きましたからね。
嘔吐反射が気になる人は静脈内鎮静法でやった方が間違いないです。
そういえば病院によっては箸やスプーンがないところもあるようです。
私は使い捨てのスプーンを持って行ったのですが、箸とスプーンが出たので不要でした。
病院の方針で違うみたいなので、入院する場合は確認にしておくとよいかもしれません。
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点滴が逆流する
夕食後はひたすら暇な時間を過ごします。
やったことと言えばトイレの往復と音楽を聴いていたことですね。
痛み止めがいつきれるかわからなかったので移動は控えていました。
また、
- 血圧測定
- 体温測定
- 止血確認
- 点滴確認
が定期的に来るので外を出歩きにくいのも事実です。
点滴をしているので1時間1回頻度でトイレに行きたくなります。
抗生剤と痛み止めの二刀流ですから余計のそうなのかもしれません。
気づいたら部屋は一人になっていました。
午前中にいた人は退院したようです。
19:30頃、点滴のチューブが真っ赤になっていることに気づく。
抗生剤の点滴がなくなり逆流をはじめたようです。
即ナースコールして対応してもらいました。
良くあることのようで淡々と処理していました。
ここで点滴が気になったので見てみることにしました。
こちらは痛み止めの方法点滴です。
- 大塚生食注用
- フルマリン静注用
- オルガドロン注射液
の3種類が配合されているようです。
- 大塚生食注用→塩分摂取用の点滴
- フルマリン静注用→抗生物質の点滴
- オルガドロン注射液→抗炎症の点滴
という役割があるとのこと。
痛み止めの役割を持っているのはオルガドロン注射液っぽいです。
ロキソニンなどの痛み止めも炎症を抑えることで軽減します。
役割的には同じと言えるでしょう。
しかし、オルガドロン注射液は
合成副腎皮質ステロイド剤
となっています。
ロキソニンのような非ステロイドではないので、長期使用はできなさそうです。
私も点滴は1回と言われていました。
体温が上がる
20:30体温測定。
ここで37.4℃を記録しました。
微熱と言えば微熱ですね。
しかし、世界標準だと37℃が平熱となっています。
日本人は36.89℃なので低い方。
微熱でもないのかもしれません。
とくに気だるさはありませんでした。
静脈内鎮静法の麻酔は完全に抜けています。
体温が上昇したのは食事をしたことで胃腸が働いて血液が温まったからではないでしょうか。
体温を測るときはワキを使います。
これはワキの近くに静脈が流れているからです。
「体温=血液の温度」なので、ここが体温を測るには良い場所なのです。
22:00消灯
病院の夜は早いです。
私生活をしていて22時に就寝することなんて滅多にありません。
しかし、前日は寝ていませんから、寝られるかもと思いました。
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