本日4月25日は3ヶ月に1回の歯科検診でした。
さすがに3ヶ月に1回行っているので特別状態が悪くなっているということはありませんでした。
歯周ポケットもおおむね3を維持しているようです。
といっても久しぶりに5と耳にしたのですが。
奥歯の付近が深くなっていたとのこと。
埋没親知らず付近がアウトみたいです。
ということで
埋没親知らずを抜歯することにしました。
抜歯するのですが、埋没しているため通っている歯医者では施術ができません。
紹介状をお書きしました。早目に受診しましょう!
近所の大病院宛てに紹介状を書いてもらい口腔外科に行くことになります。
なぜ歯医者で埋没親知らずの抜歯ができないのか?
埋没親知らずの抜歯は口腔外科で?
私はすでに右側の親知らず2本は抜いています。
2010年治療前
2014年治療後
こちらはまっすぐ生えており歯医者でも抜けると言われたためです。
しかし、左側は埋没親知らずで抜けないと言われました。
埋没は外科手術が必要と言われ、ビビってそのまま放置する道を選んだのです。
それ以降、埋没親知らずは口腔外科でないとできないと思っていました。
しかし、ネット上の埋没抜歯体験を見ると歯医者で実施している人もいます。
なぜ…
埋没親知らずは口腔外科でしかできないのか?
調べてみるとそうではないようです。
歯科医・口腔外科医は別々で存在していますが、
国家資格試験は歯科医師国家試験
であり共通とのこと。
歯科医師国家試験に合格すると歯科医・口腔外科医どちらの道に進むこともできるようです。
つまり歯学部であっても医学部の範囲である口腔外科には進めることになります。
もちろん資格上は埋没親知らずも抜歯することは可能です。
ではなぜ私の通っている歯医者では紹介状を出しているのか?
これについてはおそらく経験がないからと考えています。
私の通っている歯医者の医院長の経歴を見ると口腔外科の経験がありませんでした。
これが埋没親知らず抜歯ができない理由かと思います。
埋没親知らず抜歯ができない|まっすぐなら抜歯できる
私は医学部・歯学部を出たとかわけではありませんので、自分で調べられる範囲の内容になります。
正確な情報かどうかは怪しいところもあることはご承知ください。
あくまで参考程度にお願いします。
歯科医師国家試験に合格すると歯科医と口腔外科医の道が開かれます。
ここで口腔外科医の道に進むと初期に実践する手術が親知らず抜歯だそうです。
親知らず抜歯は口腔外科手術のなかでも難易度が低いらしく、研修医の技術向上として実施されるものとのことでした。
受ける側からすると
練習台にするつもりか!
と言いたくなるような話ですけどねw
しかし、口というのは栄養を供給する生命線です。
万が一の場合は生命線を絶ってしまうリスクの高い場所。
口の中でもっとも恐ろしいと言われる舌ガンなど口腔ガンの手術に比べたら簡単な方かもしれません。
医者の仕事は病気を治療することです。
それはアフターケアも含めてですから、親知らずの抜歯後は痛み止めによる措置くらいになります。
歯科側から見ると難易度が高い埋没親知らず抜歯も、口腔外科から見たら最も難易度が低いといえるかもしれません。
今は違いますが、全身疾患とも関係ないと言われてきましたからね。
医学部と歯学部の区分も今の時代に合わないかもしれません。
話が脱線しましたが、言いたいことは口腔外科医になれば埋没親知らず抜歯経験は必ずあるということです。
私の通っている歯医者では口腔外科医を経験している人がいないので無理なのでしょう。
ちなみに医院長の経歴を調べると矯正科研修医とありました。
口腔外科研修医ではありません。
歯列矯正では歯を抜歯することがあります。
まっすぐ生えている親知らずの抜歯は、歯列矯正の抜歯と共通の技術なのです。
しかし、口腔外科医経験がないので埋没親知らずは手が付けられないのではないでしょうか。
埋没親知らずを抜歯する歯医者もある
ネット上の親知らず抜歯の書き込みを見ていると歯医者で実施している人もいます。
私は歯医者ではできないと言われていたので不思議でした。
先にも紹介したように歯科医も口腔外科医も歯科医師国家試験に合格することが条件です。
歯医者さんはたいていの場合、大学の歯学部を卒業されています。
以前も触れたのですが、医学部とは別に歯学部に分かれています。
歯科医を目指す人なら間違いなく歯学部に進むことでしょう。
しかし、歯科医師のなかには
医学部→口腔外科医→歯医者開業
という流れの人もいるそうです。
この流れであれば間違いなく埋没親すらず抜歯経験があります。
ネット上にある
歯医者で埋没親知らずを抜歯した
という話は口腔外科医から歯科医になった先生がいるところかなと思います。
歯医者でも埋没親知らず抜歯はできる
埋没親知らずの抜歯は歯医者でもできると見られます。
ネット上の抜歯体験をみたらそれは証明されているのですが。
その理由は歯科医の経験によるものと見られます。
口腔外科医も歯科医も歯科医師国家試験に合格することでなれます。
歯科医師国家試験に合格してから口腔外科医を経て歯科医になれば埋没親知らずの抜歯はできるでしょう。
口腔外科医が最初に実施する手術みたいですからね。
埋没親知らずが抜歯できない歯医者は、口腔外科医経験者がいないということです。
私の通っている歯医者もそうでした。
埋没親知らず抜歯ができるかどうかは、歯医者の先生の口腔外科医経験がカギといえそうです。
ホームページでは出身学部や入局先がたいてい公開されています。
そのあたりを参考にしてみると良いかもしれません。
余談
正直申して今でもビビっています。
近所の大病院の紹介状は何度か出しているそうで、悪い評判はないと言っていたので安心はしたいですが。
これまで手術らしいものは右の親知らず抜歯くらいしかありません。
当サイトでも年齢を重ねると歯茎は後退すると書いていますよね。
親知らずが生えてきたからなのか歯茎が後退しているか分からないのですが、上の顔が少し出ている親知らずの窪みに食べ物が挟まりやすくなりました。
ゴマはすっぽり入って爪楊枝で掻き出したりしないといけないので大変です。
歯周ポケットも5ですからね。
この状況を決別するためには痛みに耐えないといけないのだと思います。
年齢を考えても今しかありません。
なぜ親知らずってまっすぐ生えてくれないのでしょうね…
ちなみに大病院へ行く場合、紹介状がないと初診が高額になるかもしれません。