歯のホワイトニングは保険診療の適用範囲内もある

歯周病治療体験談

歯

ホワイトニングは歯を白く見せることです。
このホワイトニングに保険が適用されるのかという話をしたいと思います。

 

ネット上を検索すると「ホワイトニングは保険診療ではできない」というものが圧倒的に多いです。
実際にそうなのですが、あなたがどのようなホワイトニングをしたいのかによって話が変わってくると言えます。
場合によっては保険適用となる場合もあるので参考にしてみてください。

[adrotate banner=”3″]

ホワイトニングとティースクリーニング

世間でホワイトニングというと歯を白くする治療のことを言います。
それはお分かりかと思います。
しかし、方法については2種類あることをご存知でしょうか?

 

1つ目は自分の歯の白さを取り戻す方法です。
これはティースクリーニングとも言われており、オーラパールのような「ホワイトニングができる歯磨き粉」はすべてこちらに分類されます。

 

歯には着色汚れであるステインが蓄積していきます。
このステインが蓄積すると歯がくすんで見えるようになり白さが失われるのです。
つまり、単純に歯の掃除をして元々の白さに戻そうというホワイトニングがこちらになります。

 

2つ目が歯医者など専門機関で実施されているホワイトニングです。
こちらは専用の薬剤などを活用してはそのものを白く見せる治療になります。

WS000000
出典:知覚過敏とは(象牙質知覚過敏)|歯ぐきに直接届く歯槽膿漏対策 デントヘルス|ライオン株式会社

歯の表面は半透明のエナメル質で覆われており、その下に象牙質があります。
この象牙質は若年層は比較的綺麗な白色をしているのですが、年齢を重ねていくと徐々に象牙色が強くなり黄ばんで見えるようになるのです。

 

また、私のように10年以上歯医者でクリーニングをしていないと深く色素が沈着してクリーニングでは落とせなくなったりもします。
そうなるとティースクリーニングでは歯を白くするのは不可能なので、歯に白い着色をして意図的に白く見せようとする治療になります。

 

歯医者においてホワイトニングと呼ばれるのはこちらです。
あなたがどちらのホワイトニングをしたいのか、よくお確かめいただき次に進んでください。

[adrotate banner=”4″]

ティースクリーニングの保険適用範囲

一般的にホワイトニングは保険の適用範囲外で自由診療になると言われています。
しかし、もしあなたがホワイトニングではなくティースクリーニングをしたいのであれば保険適用となる場合があるのです。

 

いつも定期健診の最後の仕上げにやっていることなのですが、両犬歯の外側を回転する消しゴムのような機械をつかってクリーニングします。
口を軽く開いたときに見える範囲がだいたい犬歯から手前にある歯という基準があるみたいで、ここに着色汚れがある場合はティースクリーニングが保険の範囲内で行えるようです。

 

ですからホワイトニングだから保険適用外とも言えません。
もし犬歯や前歯の色素沈着であれば定期健診のクリーニングメニューに入っていますので受けてみると良いかもしれません。

ティースクリーニングの保険適用範囲外はどこか?

では、逆に適用範囲外とはどこか?
これは先に紹介してきた犬歯と前歯の外側以外となります。

 

先日歯医者に行きまして、いつもどおりの歯の掃除をしてきました。

WS000006-300x172

私の歯にはこのように歯の窪みに着色汚れがあります。
赤丸で囲った歯を例にして「この汚れが取って欲しい」と頼みクリーニングに入りました。

WS000000

これがクリーニング後の歯です。
多少取れたかなというくらいで完全には取れませんでした。
犬歯や前歯の裏側はほとんど変わっていませんね。

 

犬歯の奥なので当然ながらティースクリーニングの対象外となります。
歯石除去はスケーラーと呼ばれるものを使うのですが、この歯に関しては消しゴムのような機械は使えないみたいでスケーラーで除去できなければお手上げになるそうです。

 

もちろん、犬歯より手前の歯でも裏側は見えないので対象範囲外。
結果的にこの汚れとは一生付き合うことになりそうです。
最後に保険適用外のホワイトニングの紹介がありましたが、3万円くらいしたので保留にしましたが…

[adrotate banner=”5″]

犬歯と前歯の外側はティースクリーニング保険診療

今回はホワイトニングの保険診療について扱いました。
ホワイトニングと言っても2種類あり、本来の歯の白さを取り戻すのであれば保険適用で治療を受けられる可能性があると言えます。

 

この場合は犬歯と前歯が対象となり、さらに口を開いたときに見える外側のみとなります。
それ以外の歯に色素が沈着した場合は、スケーラーと呼ばれる歯石を除去する機械でとれなければお手上げです。

 

日本人は歯医者は虫歯治療のために行く場所という認識が一般的かと思います。
ホワイトニングをしたいと考えている人は、おそらくティースクリーニングをしたいと考えているのではないでしょうか。

 

歯医者で言うホワイトニングは治療を受けて歯が白くならなかった人が受けるものですからね。
もし前歯や犬歯の外側の着色汚れが気になるようであれば、一度歯医者に出向いてみるとよいでしょう。

 

この範囲は保険の適用範囲となる可能性が高いです。
ただし、歯医者によって保険の考え方がまちまちという話もあるので確実とは言えませんが。

[adrotate banner=”6″]

タイトルとURLをコピーしました