虫歯と歯周病の治療と痛みの違い【対策方法は同じ】

歯周病の基礎知識

虫歯

歯周病は歯の周りで発生する病気です。
歯の周りで起こる病気として最も有名なのが虫歯ですね。

 

甘いモノを食べ過ぎると虫歯になると昔からよく言われています。

 

虫歯も歯周病の一種といえばそうですが、一般的に言われる歯周病と虫歯では発生する場所に違いがあります。
ここでは歯周病と虫歯の違いについて扱いたいと思います。

[adrotate banner=”3″]

虫歯と歯周病が発生する場所の違い

虫歯と歯周病は最初に紹介した通り、発生する場所が異なっています。
そのため治療方法も変わってきますので、歯の周りで起こる病気ですが虫歯として歯周病と区別されているのです。

 

虫歯は歯で起こる病気

虫歯は歯で起こる病気です。
虫歯と聞いてどのようなイメージをするでしょうか?

虫歯

おそらく幼稚園児くらいで虫歯の存在を教えられると思いますので、歯の上にバイキンが乗って槍で歯を突いて壊してしまうと言うものではないですかね。

 

私は今でもそのようなイメージで見るようにしています。
虫歯は歯で起こる病気で、ミュータンス菌などが歯の組織を破壊して進んでいきます。

 

進行度によって変わりますが、患部は黒く変色しますから自覚しやすいでしょう。
もちろん痛みも発生します。

[adrotate banner=”4″]

歯周病は歯茎で起こる病気

虫歯は歯で起こる病気ですが、歯周病は歯茎に問題が生じる病気。
歯周病と虫歯が区別されるのは歯周病が歯茎の病気のためです。

老化によって歯茎が歯を支える力を徐々に失い抜けている病気になります。
それが歯周病になると歯茎の破壊が加速して早い年齢で抜歯の必要がでてくるのです。

歯周病の原因については以前の記事で紹介したようにはっきりしていません。
虫歯のようにミュータンス菌のような代表菌も候補はありますが断定はできていません。

 

原因は特定されていませんが、歯が抜けていくと言う結果がありますから、歯茎に問題があることは確実です。
虫歯の場合は歯が溶ける疾患なの歯が抜けることは基本的にありません。

 

もちろん、治療のしようがないほど重度の虫歯に対しては抜歯の選択が迫られますので治療によって抜くことにはなります。

[adrotate banner=”5″]

虫歯と歯周病の痛みの違い

虫歯の痛みと歯周病の痛みに違いはあるのか?
これは私の経験の話なので個人差はあると思います。

 

参考程度に見ていただければ幸いです。

 

虫歯の痛みはどのようなものか

先にも紹介したように虫歯は歯が溶けていく病気と言えるでしょう。
よって痛みが出る場所は歯です。

 

歯は骨の一種ですから、骨が痛むときの痛さを想像すると良いかもしれません。
ズキズキした痛みというのでしょうか。


ハンマー

頭をぶつけた時の痛みが断続的に続く感じだと思います。
ハンマーで歯をコツコツ打ち付けられているような感じが続きます。

 

歯周病の痛みはどのようなものか

私は軽度の歯周病で治療をはじめているので、こちらについての痛みは経験がないかもしれません。

 

しかし、軽度の歯周病を治療する前は歯ブラシを強くこすりつけすぎて歯茎が炎症をおこすことが多々ありました。
歯周病の痛みはその痛みと同じということで書かせていただきます。

ニキビ

歯周病は歯茎の腫れが痛みの原因になりますから、痛みは炎症による痛みを想像してもらえば良いでしょう。
ニキビはおそらく誰でもできると思います。
ものによっては上から押さえると激しい痛みがありますよね。

 

それが口の内部で起こるものと考えて良いでしょう。
痛みは表現するのが難しいですが、起こる場所は骨と筋肉ですから雰囲気は伝わるかなと思います。

 

歯茎が腫れると引き締まったような感じがします。
ただ炎症を起こしているだけなので改善しているわけではありません。

 

虫歯と歯周病の違いは骨か筋肉

今回は虫歯と歯周病について取り上げました。
歯の周りで起こる病気ですから、虫歯も歯周病の一種と考えても良いかもしれません。

 

しかし、起こる場所が虫歯は歯(骨)、歯周病は歯茎(筋肉)と違います。

 

虫歯はミュータンス菌に代表される骨を溶かしていく細菌が原因で、歯周病は原因は未確定な部分が多いですが歯石、細菌、真菌などが重なりあって歯茎の組織を破壊していきます。
治療方法も歯に対して行うのか、歯茎に対して行うのか違いが出てきます。

 

起こる場所が違えば痛みにも違いがあります。
骨に異常があるときの痛みと、筋肉に異常があるときの痛みは違いますよね。

 

対処方法は同じ

歯ブラシ 歯磨き粉

虫歯と歯周病は起こる場所に違いはあります。
治療をする場合は、この違いは重要ですが対策をする場合はどちらも同じです。

 

虫歯も歯周病も予防するには歯磨きしかないからです。
虫歯も歯周病も歯に付着した栄養分を元に細菌などが活動します。

 

そのため歯磨きによって口内を清潔にすることが最大の対策になってくるのです。

 

つまり、虫歯の対策も歯周病の対策も歯磨きによる共通点は持ちます。
もっと言うと、虫歯になりやすい人は歯周病にもなりやすいということです。

 

私は歯並びが良くないので磨き残しを指摘されます。
3ヶ月に1回の定期健診を受けていますが、虫歯がときどき見つかります。

 

歯周病の人が虫歯になりやすいのは間違いないです。

[adrotate banner=”6″]

 

タイトルとURLをコピーしました