ウォーターピックは歯周病予防で効果発揮【ドルツ】

歯周病対策グッズ

水

歯周病対策グッズを物色していたらウォーターピックという家電にたどり着きました。
見た目は電動歯ブラシのようなのですが、先端部分がノズルになっていて違うようです。

 

ウォータークーラーみたいなもののようですが、歯周病対策として活用できるのか考えてみました。
どんな使い方なのかよくわかっていないので、パナソニックのジェットウォッシャードルツEW-DJ61-Wを参考に見ていきます。

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ウォーターピックは歯周病に効果があるのか?

最初にウォーターピックが歯周病に効果があるのかについてです。
当サイトでは歯周病を専門に扱っています。

 

歯科医とは歯科衛生士ではないので専門家ではありませんが、歯周病対策についてはある程度知識はついていると思います。
その拙い歯周病の知識からウォーターピックが使えるかを見た場合の話です。

 

歯周病は

  • 歯石
  • 細菌
  • 真菌

の3つが重なりあって原因となっています。

 

ウォーターピックはこれらの原因に効果があるかがポイントになります。
効果があるかどうかについては、効果があると言ってもよいでしょう。

 

しかし、予防はできても除菌はできません。
歯科検診で「歯周病」と診断されている人はウォーターピックを使っても手遅れでしょう。

 

歯周病の治療が終わって予防の段階に入って効果を発揮するものと言えます。

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ウォーターピック歯洗浄の使い方

今回は日本歯科医師会の推薦のウォーターピックである
ジェットウォッシャードルツEW-DJ61-W
を参考に使い方を見ていきます。

 

ドルツのキャッチコピーを見ると「2週間で歯ぐきの健康を推進」とあります。
歯科大学で臨床実験済みとのことで効果の裏付けはされているようですね。

全体的な使い方は上記の動画で解説されていますので省略します。
ここでは歯洗浄の部分を細かく見ていくことにしましょう。

 

最初にウォーターピックはウォータークーラのようなものと紹介しました。
ウォーターピックは機器に水を入れて、その水に勢いをつけて歯に噴射するものです。

 

電動歯ブラシのように音波などを活用して歯についたプラークなどを除去していくものではなく、水の勢いで汚れを吹き飛ばすという感じでしょう。
このタイプは歯科医院のスケーリングで使われている機器と似たところがありますね。

 

スケーリングは音波と水噴射を両方使って行いますが、そこから水噴射だけ抽出したという感じでしょうか。
水は水道水を使うようです。

以前新しい歯周病治療にパーフェクトペリオを紹介しています。
こちらは「次亜塩素酸」を活用して歯周病菌を殺菌していくものでした。

 

そのような類ではなく、あくまで水流で洗浄するのがウォーターピックです。
水道水は塩素消毒がされていますので、多少殺菌能力は期待できるかもしれません。

今後どうなるかわかりませんが、水道水にフッ素が添加された場合も良い効果を生む可能性はあります。
歯洗浄は水道水を使い、水を歯に噴射することで汚れを除去するという使い方です。

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ウォーターピックの効果は治療後に発揮

ウォーターピックは効果があるのか?
これについては実際に使ってみないとわからないところですね。

 

日本歯科医師会の推薦もあり臨床実験済みですから効果はあるといえるでしょう。
パナソニックのドルツは

  1. 歯周ポケット洗浄
  2. 歯間洗浄
  3. 歯ぐきケア

ただし、最初に紹介したように歯周病の3つの原因を予防することはできても、すでに歯周病の診断が出ている場合は効果が期待できません。
ここではその理由を扱っていきます。

歯周ポケット洗浄

歯科検診で見られるのは歯周ポケットの深さです。
歯周病菌は歯茎を後退させていきますので、深ければ深いほど歯周病は進行しています。

ほとんどの場合はポケットの深さで歯周病の進行度が確定していると言ってもよいでしょう。

歯周病

私の治療前の歯周ポケットはこのようになっていました。
4~5mmなので軽度~中度の歯周病ですね。

 

汚れはどんな隙間にも入り込みます。
歯周ポケットの奥深くにも入り込み、そうなると歯ブラシではなかなか掻きだすことができません。

 

ウォーターピックは水流を活用した洗浄なのでブラシの入り込まない空間でも汚れを落とすことができます。
歯周ポケットの洗浄ができるので歯周病予防に効果的です。

歯間洗浄

歯間洗浄は歯と歯の間についた汚れを落とすことです。
ここも歯周ポケット同様に歯ブラシが届きにくい場所になります。

 

歯周病治療を受けるとフロスを使うように指導があります。
歯周病になると歯茎の支える力が弱くなりますから、食べ物を食べると歯に挟まりやすくなります。

 

よく食べ物が歯と歯の間に挟まる人は超注意ですね。
私は歯並びが良い方ではないので挟まりやすく汚れもたまりやすいですね。

このような人にはウォーターピックは効果を発揮すると考えられます。

歯ぐきケア

歯周病は歯茎が細菌によって痩せていき、やがて抜けてしまう病気です。
そのため歯茎ケアは重要です。

 

歯磨きの指導を受けるときに、「歯茎に当てるうように」と言われます。
これには歯周ポケットの汚れを掻きだすという意味もあるのですが、歯茎に対するマッサージ効果も狙っているようです。

こちらでも紹介していますが、歯周病の場合は歯茎から悪い血を出すことでもある程度の効果が期待できます。
私がそうですが、歯ブラシで軽くこするだけで血が吹き出てきました。

 

歯周病の人がウォーターピックを使うと最初のうちは歯茎から出血があるようです。
歯周病は虫歯のように歯が溶けるだけではなく、歯茎にも影響が出てくる病気。

 

歯茎ケアも同時に実践していく必要があります。

これらの効果は

ここまでパナソニックのウォーターピックのドルツを参考に紹介してきました。
歯周病予防はできますが、殺菌はできません。
予防に特化した洗浄機であるということです。

 

ウォーターピックは歯周病予防対策になる

まる

今回はウォーターピックについて触れてきました。
口内環境の洗浄といえば電動歯ブラシくらいしかないと思っていたので、歯医者で使われているような商品が出ているとは思っていませんでした。
歯医者で使われているものとは別物ですが。

 

 

ウォーターピックは水道水を使い水の勢いを活用して歯や歯茎の汚れを除去していきます。
そのため本文では触れませんでしたが、副作用とか悪影響はほとんど考えなくてもよいでしょう。

 

安全に使える歯周病ケア商品であると言えそうです。
さらに日本歯科医師会の推薦というお墨付きもありますしね。

 

私の主観では歯周病予防として活用できると思いますので検討してみます。
最初の方でも言いましたが、私はすでに治療していますので効果はありそうです。

 

歯周病治療がまだであれば、まずは除菌からスタートしてみてください。
歯周病は自分一人で改善ささせるのはほぼ不可能と見ています。

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