シュミテクトとオーラパールの知覚過敏効果で比較【歯磨き粉】

オーラパール

炎症

シュミテクト知覚過敏に効果のある歯磨き粉としてロングセラーです。
あなたも使っているかもしれませんし、これから使おうと検討しているかも知れません。

 

知覚過敏用というわけではありませんが、私の使っているオーラパールも知覚過敏に良いのではないかと感じました。
もし知覚過敏でお悩みであればオーラパールも検討されてみてはどうでしょうか。
こちらではシュミテクトとオーラパールを知覚過敏に対してどうかという点で比較しています。

[adrotate banner=”3″]

再石灰化成分がないシュミテクト

まず最初になぜ知覚過敏が起こるかについて説明する必要があるかと思いますが、

象牙質知覚過敏は歯周病が原因で起こっている可能性あり
知覚過敏症(象牙質知覚過敏)は辛いですね。 私も歯周病の治療をするまえは冷たいものが歯に染みて辛かったです。 現在は治療を終えて知覚過敏を感じることがほとんどなくなりました。 知覚過敏は歯周病が原因で起こっていることもあります。 もし知覚過...

詳しくは上記の記事で触れています。
簡単に言うと神経のある象牙質の周りにあるエナメル質や歯肉がなくなり刺激が届きやすくなり痛みが出る仕組みですね。
刺激が届きにくくなる要素があれば知覚過敏の対策にはなります。

 

そして本題のシュミテクトとオーラパールの知覚過敏に対する違いはどこか?
基本的にどちらも同じような作用を持ちますが、一番大きな違いは再石灰化の部分です。

 

知覚過敏を防ぐ方法は2つあると考えています。
1つ目は再石灰化を促す方法で、歯が受けたダメージ部分を修復して刺激が届きにくくする方法。
2つ目はダメージを受けている部分に蓋をして刺激が届きにくくする方法です。

 

シュミテクトには再石灰化の成分は含まれていません。
その証拠として関連商品に再石灰化に特化したPROエナメルがあります。

シュミテクト プロエナメル デイリーエナメルケア リラックスミント / シュミテクト★税抜1900…

名前に「エナメル」とあるように酸蝕歯のように歯がダメージを受けたものを修復する作用に特化しているのですね。

 

シュミテクトの知覚過敏予防は刺激が届きにくいように蓋をする方法になります。
どちらかというと応急処置的なものですね。

 

対してオーラパールはハイドロキシアパタイト配合(エナメル質の主成分)ですから再石灰化の助けになります。
応急処置的なものではなく、歯そのものを修復して刺激が届きにくくしているのです。
(オーラパールは知覚過敏に効果がることを認めていません。個人的な感想ですのでご了承ください)

[adrotate banner=”4″]

シュミテクトに歯周病予防の成分が配合されている理由

知覚過敏は突如として現れる現象と思われがちですが、実際はそうではありません。
実は身近に原因が潜んでいるのです。

 

特に注意したいのが歯周病です。
かつての私のように多くの人は歯周病に関して無頓着なのではないでしょうか?

 

知覚過敏と歯周病は密接に関係しています。

WS000021出典:知覚過敏?ひょっとすると酸蝕歯かも。 歯がシミるのを防ぐシュミテクト

シミュテクトには歯周病予防の成分も配合されていますね。
歯周病予防の歯磨き粉とすれば今の時代は売れますから、そういう意図もあるのでしょう。
しかし、私はそうではなくこれも知覚過敏対策になるから入っているのだと考えているのです。

 

歯周病は歯茎が徐々に下がっていき支える力を失いやがて抜けてしまう病気。

歯周ポケット

これはイラストなのですが、歯周病が進行していくとこのような状態にいずれなります。
しかも、これはすでに歯周病が進行して抜歯を迫られる状況と言っても良いでしょう。

WS000000
出典:知覚過敏とは(象牙質知覚過敏)|歯ぐきに直接届く歯槽膿漏対策 デントヘルス|ライオン株式会社

鏡で自分の歯を見て見えている部分はエナメル質で覆われている部分です。
エナメル質が破壊される原因は虫歯が大多数を占めていますが、最近では歯周病菌によって破壊されていくことも指摘されています。

 

エナメル質で覆われていない根元に近い部分は歯茎の歯肉によって保護されています。
歯茎は年齢とともに後退するのですが、歯周病にかかると速度が早くなるのです。

 

歯茎によって隠れている部分は歯茎が外部を覆っているのでエナメル質がありません。
ですから、歯茎が下がってしまえばその部分が外へ出てしまいます。
当然、象牙細管(刺激を通す管)もむき出し状態になり、刺激が伝わりやすくなるのです。

 

知覚過敏は高齢者ほど多いと言われているのですが、若年層でも増加傾向にあります。
その理由は歯周病によって歯茎が後退し刺激が届きやすくなるためです。

歯周病の進行度を見るには歯周ポケットの深さが基準となります。

 

歯医者で知覚過敏の治療をする場合は間違いなく歯周病の治療になります。
知覚過敏と歯周病は密接に関係しているのです。

 

私の使っているオーラパールも歯周病予防の歯磨き粉です。
含有している成分は違いますが、どちらも歯周病予防ができる歯磨き粉である点は共通しています。

 

シュミテクトも絆創膏を貼って応急処置だけでなく、知覚過敏になる根本的な原因をなんとかしようという姿勢はあるのです。
それならば再石灰化成分も含めた方がより効果的だと思うのですが、なぜ別にしたのかは疑問になりますね。
使う側としては再石灰化も歯周病予防もどちらもできたほうが良いことは間違いないです。

 

ちなみに、歯周病予防成分が配合されされている理由も私の見解なので聞いたわけではありません。
お間違いのないようお願いします。

[adrotate banner=”5″]

脱灰知覚過敏に対応できるオーラパール

今回はシュミテクトとオーラパールの知覚過敏から見た比較をしてきました。
オーラパール自体は知覚過敏に対して効果を発揮するとは表記されていないのですが、ハイドロキシアパタイトが含まれており再石灰化もできます。

 

歯の表面にあるエナメル質が削れる(脱灰)と象牙細管に刺激が伝わりやすくなりますから、知覚過敏の原因になることが想像できます。
シュミテクトにはこの再石灰化成分がなく別製品のPROエナメルで補う必要がありそうです。

 

オーラパールには再石灰化の成分も含まれているので1本で事足ります。
シュミテクトもオーラパールも歯周病からくる知覚過敏には対応していますから、違いは脱灰からくる知覚過敏に対応できるかどうかの部分です。

[adrotate banner=”6″]

タイトルとURLをコピーしました