当サイトでは私が最初に歯周病治療をしたときに使ったペリオバスターNについての情報を発信しています。
それもあってか「ペリオバスターの効果ってどうなの？」というお問い合わせが何件かありました。
実際に私はペリオバスターNで治療をして除菌はできていますので、効果はあると判断しています。
判断しているのですが、ネットの情報は半信半疑という人も多いでしょう。
ちょうど3ヶ月に1回の定期検診に行ったのでついでに約5年半ぶりの顕微鏡にて細菌の検査を受けてきました。
ペリオバスターNによる治療を終えてどう変わったのか？
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ペリオバスターNは一般流通していない
最初にペリオバスターNの歯周病治療はどのようなものか簡単に触れていきたいと思います。
というのもペリオバスターNは一部の歯医者でしか販売されていません。
つまり一般流通していない歯磨き剤なのです。
そのためペリオバスターNの効果云々の前に、必ず歯医者で検査を受ける必要があります。
この検査結果次第で効果の有無は決まってくるでしょう。
私の場合は軽～中度（歯周ポケット4～5mm）の歯周病状態でした。
これでも10年近く放置した結果なのですが。
20代だったということで免疫が働いて悪化を防いでいてくれたようです。
という状態だったのでペリオバスターNによる治療へ突入。
ペリオバスターNを1ヶ月ほど使用してずいぶん良くなりました。
ペリオバスターは使う人を選びます。
まずは歯医者の先生に適切な対処方法を提示してもらいましょう。
効果の話はそこからとお考えください。
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治療前から現在の状態はどうか？
おそらく多くの人が一番気になっているのはココかと思います。
実際にペリオバスターNを使ってどうなったのか？
これが2016年1月25日（最新）の状態です。
そして
これが2010年7月31日なので治療開始して2回目の検診時のもの。
開始1週間程度の画像はカンジダなど真菌（カビ菌）でびっしり埋め尽くされています。
それが現在の画像ではほとんど消えているのがお分かりいただけるでしょう。
やったことはペリオバスターNを使って毎日歯磨きをしただけ。
つまりペリバスターNでここまで変わるということです。
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使い続けなくても効果は持続
歯周病予防も継続的なケアが必要です。
そのためペリオバスターNも使い続けないといけないのか？
答えはその必要はないです。
私はペリオバスターNは1本しか購入していません。
最初に治療を受けたのが2010年7月26日で、それから5年半ほど経過しています。
上の画像では治療開始後1週間ではびっしりカビ菌で埋め尽くされています。
しかし、その後ペリオバスターNがなくなるまで使い続け、それ以降は市販の歯磨きを使っています。
残念ながら使い切ったときの顕微鏡検査はしていないので画像はありません。
しかし、菌が減っているということはペリオバスターNを使わなくても維持できるということです。
本当は最新の状態の結果次第ではペリオバスターN再デビューになるかもとと考えていたのですが、その必要は無いとのことでした。
1本使い切って除菌をすれば、それ以上は使う必要はないでしょう。
歯周病は日頃のケアで悪化させない
状態は良好ということでペリバスターNは購入しませんでした。
「歯周病の最大の予防策は歯磨き」とちまたでよく言われています。
私はこれに半信半疑でした。
しかし、このように顕微鏡で菌の状態を見てみるとそうだなと感じますね。
私もオーラパールなど歯磨き剤を使ってケアはしていますし、定期検診も3ヶ月に1回行っていますので悪化することはきわめて考えにくいです。
むしろあったら定期検診は何のためにやるのかという話になります。
歯周病の度合いにもよりますが、まずはペリオバスターNで除菌。
その後は定期検診などでメンテナンス。
これで歯周病はずいぶん良くなると思います。
パーフェクトペリオとの違い
最近脚光を浴びている歯周病治療にパーフェクトペリオがあります。
こちらの治療は受けたことがないので詳細はわかりません。
以前調べたときは次亜塩素酸電解水を使って殺菌をするそうです。
これは勝手なイメージですが、塩素を使っているので消毒臭い感じがするのかなと思います。
私は塩素の臭いが苦手なのでダメかもしれませんね。
一応中学時代は水泳部でしたが、塩素の臭いは慣れませんでした。
ペリオバスターNはヒノキチオールという成分で殺菌します。
口に入れたらヒノキの香りが広がります。
私はヒノキ風呂みたいで好きでした。
ペリバスターNは効果あり
今回は5年半ぶりに顕微鏡検査を受けて菌の状態を確認したのでペリバスターNについて考えてみました。
実際に自分の口の中の菌の状態を見て治療前との差は一目瞭然だったので、ペリバスターNは歯周病治療に効果を発揮するものなのだと改めて実感しましたね。
本当なら治療終了直後と比較するのが良いのですが、残念ながら残っていないので最新の状態と比較しました。
あれから5年半経過していますが、特に変化はなく菌も増えていません。
もちろん、これは日頃のケアのたまものとも言えるでしょう。
もし、ペリバスターNを使った治療をご検討であればこの情報を参考にしてみてください。
ペリバスターNは一般流通していません。
ですから、まずは歯医者で診断を受ける必要があります。
治療できる治療院
ペリオバスターNを使った治療は生田図南先生が提唱した手法です。
治療できるのは生田図南先生が会長をつとめる国際歯周内科学研究会の会員となっている歯科医院になります。
現在の総会員数は1977名です。
多くの会員を持つ研究会ですので、お近くで1件は治療できる医院が見つかるかと思います。
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