高い歯磨き粉と安い歯磨き粉の違い【悪影響排除】

歯周病対策グッズ

歯ブラシ 歯磨き粉

当サイトは歯磨き粉についての情報も発信しているため歯磨き粉の情報を求めて訪れる人もいらっしゃいます。
高い歯磨き粉と安い歯磨き粉の違い」という疑問をお持ちでいらした人が過去にありましたので、今回はこのテーマで記事を書いてみたいと思います。

[adrotate banner=”3″]

高い歯磨き粉と安い歯磨き粉の違い

「高い歯磨き粉と安い歯磨き粉の違い」はどこにあるのか?
これはひとことで言いますと「こだわり」でしょうか。

 

世の中にある商品には「こだわり」があるものとないものがありますよね?
例えばハンバーガーはこれにあてはまるといえるでしょう。

ファーストフード

ファーストフード店で売られているハンバーガーは主にオーストラリア産が使われているそうです。
これはオーストラリア産がという広大な土地で大規模に生産されて安く輸入でき、さらにハンバーグに使うには最適な肉質であるからです。

 

それに対して日本でもご当地バーガーというものが人気を呼んでますね。
神戸牛で有名な兵庫県神戸市には「神戸牛バーガー」があります。
神戸牛は高級牛ですからハンバーガーといえどもファーストフード店のものより高いです。

 

どちらも同じ牛肉ですが片方は大量生産牛肉、片方はご当地の名産牛肉。
「こだわり」がある分、価格が高くなるのです。
歯磨き粉の値段の高い安いもこれと同じで、中身に何を配合するかが価格の違いに反映されてきます。

[adrotate banner=”4″]

効果の違い

高いほうが効果が大きいと考えがちですが、歯周病や虫歯も最終的に治療するには歯医者に行かなくてはいけません。
さらに専門家は歯磨き粉を必ず使う必要はないとも言います。

 

ただし、除菌のためにペリオバスターという歯医者でしか売っていない歯磨剤を用いることはあります。

歯磨き粉は薬品でありませんから効果を保証するものではないのです。
市販歯磨き粉の効果については差がほとんどなく高い安いの違いは「こだわり」の部分だけとなるでしょう。

 

実際に私も数多くの歯磨き粉を使ってきましたがホワイトニング効果をうたっているもので劇的に歯が白くなったことはありません。
歯周病対策として活用できる歯磨き粉も使いましたが、最終的には歯医者で治療していますし、除菌は強力なペリオバスターという歯磨剤を使用しました。
市販品では効果はドングリの背比べのように思えます。

サンスターのGUMも一時的で改善には至っていません。

 

効果の違いはないのですが、素材による悪影響の違いはあると思います。
次はそのような内容を取り上げます。

 

こだわりの先にある悪影響排除「ラウリル酸ナトリウム」の非配合

高い歯磨き粉と安い歯磨き粉の違いは「こだわり」にあると紹介してきました。
その「こだわり」の一例を紹介したいと思います。

私は高い歯磨き粉に入る「オーラパール」を使用しています。
こちらは75gで2000円ほどするものなので高い歯磨き粉でしょう。
その前はこの倍の量が入って200円程度のものを使っていました。

 

オーラパールの「こだわり」のひとつに「低発泡性」があります。
歯磨き粉を使って歯磨きをすると量にもよりますが、口の中が泡だらけになるかと思います。
多くの歯磨き粉には「ラウリル酸ナトリウム」という界面活性剤が配合されていますが、オーラパールには配合されていません。

上記の記事でも触れていることなのですが、合成界面活性剤のラウリル酸ナトリウムは泡立ちがよい活性剤です。
皿洗いをしているときに泡立ちの良い洗剤と悪い洗剤を比較すると泡立ちの良いほうがキレイになった感じがしますよね?

 

歯磨き粉もこれと同じで泡立ちが良いほうが綺麗になった感じがする人が多いのではないでしょうか。
私もオーラパールを使う前はそのような感じを持っていました。

 

なぜオーラパールが泡立ちを犠牲にしてまで「ラウリル酸ナトリウム」の配合を見送っているのか。
それは安全性に疑念があるからです。

[adrotate banner=”5″]

「ラウリル酸ナトリウム」を配合している歯磨き粉と配合していない歯磨き粉を比較した実験では配合している歯磨き粉は全滅しています。
これを見ると「ラウリル酸ナトリウム」の安全性は疑問があるのですね。

 

「ラウリル酸ナトリウム」は低コストで生産できて非常に高い効果を発揮する成分と言われており歯磨き粉に限らず洗剤やシャンプーなどにも活用されています。
しかし、世の中にニーズは必ずしも安いものを求めるだけではありません。

 

オーラパールのように「ラウリル酸ナトリウム」が配合されていない安全性を追求した歯磨き粉もあります。
先に紹介した神戸牛バーガーも価格は高いですが、高くても価値を見出して購入する人がいるのです。
私がオーラパールを使い始めた理由も「ラウリル酸ナトリウム」の安全性からもひとつの理由でした。

 

ただし、同じような洗浄力を「ラウリル酸ナトリウム」以外の素材を使って実現しようとするとどうしてもコストがかかってしまいます。
結果として製造コストなどが価格に反映されて高い歯磨き粉とやすい歯磨き粉の違いが出てしまうのです。

 

最初に紹介したように歯磨き粉では歯周病や虫歯は予防できても改善はできないでしょう。
歯周病や虫歯の予防なら安い歯磨き粉でも高い歯磨き粉とでもできます。
最終的に残る違いは「こだわり」の部分だけなのです。

 

安い歯磨き粉と高い歯磨き粉の違いは「こだわり」

安い歯磨き粉と高い歯磨き粉の違いは「こだわり」です。
歯医者でしか売られていないペリオバスターのような特殊な歯磨き剤であれば効果の違いは明白かもしれません。

 

しかし、市販の歯磨き粉であれば効果の差はほとんどないと言われています。
薬品ではなく歯磨き粉に過ぎませんので効果の保証はありません。

 

これで虫歯や歯周病の予防はできたとしても改善することは難しいでしょう。
よって安い歯磨き粉を使っても高い歯磨き粉を使っても同じかもしれません。

 

しかし、配合されている素材の一例として紹介した「ラウリル酸ナトリウム」には安全性の疑問が持たれています。
虫歯や歯周病に対する効果は同じであっても、「ラウリル酸ナトリウム」のように毒性の疑いがあれば口腔環境への影響はあるかもしれません。

 

高い歯磨き粉は単純に値段が高いだけではなく安全性を高める努力によるコスト増なのです。
「安全性は考えなくても良い」であれば安い歯磨き粉でも良いでしょう。

 

実際に「ラウリル酸ナトリウム」は安全であるという意見もありますからね。
そこは選択の自由です。
私は心配でしたので無配合を使いたいと考えています。

 

「体への影響が気になる」のであれば成分をこだわったオーラパールのような価格の高い歯磨き粉を検討するのも良いかと思います。
安い歯磨き粉と高い歯磨き粉の違いは「こだわり」をどこまで考えるかで変わってくるものです。

[adrotate banner=”6″]

タイトルとURLをコピーしました