歯ブラシが傷んできたので新しいものを買いに行きました。
いつもなら迷わずビトイーンの「ふつう」を購入するのですが、試しに「かため」を使ってみよう手にとったのですが…
実際に磨いてみると歯茎は痛い、血が出るとトラブルが続き結局「ふつう」を再購入することに。
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「かため」を使ってみよう手にとった理由
当サイトをチェックして頂いている人にはあらためて説明する必要は無いかもしれませんが、私は2010年7月に歯周病治療をはじめました。
だいたい2ヶ月くらいかけて歯石を除去したのですが。
それから5年ほど経過しており定期健診で歯周病が極度に進んでいるという話もなく健康的な状態だと自負しています。
ということもあって自分の歯茎にはある程度自信を持っているのですね。
以前、歯医者で歯ブラシの硬さの選び方を聞いたところ治療後は「ふつう」が良いという話をしてくれました。
それ以降はずっと「ふつう」を使い続けています。
しかし、「ふつう」を使い続けた結果か分かりませんが、このように着色汚れがしっかりとついてしまいました。
歯医者でスケーリングしてこれです。
要はホワイトニングをしないと取れないということになります。
取れないのは事実なのですが、
多少色が薄くなったのも確認できたので、しっかりと磨けば落とせるのではとも考えていました。
また、前歯の裏側は歯石がたまっていると毎回指摘される部分であり、「ふつう」では防ぎきれないという思いもありますね。
やわらかいブラシだと掻きだす力が弱いです。
これが「かため」を使ってみよう手にとった理由です。
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「かため」で磨いたら血が出た!
早速その日から「かため」を使ってみました。
いつもどおりオーラパールを少量のせて口の中へ。
そしてスクラビング法で磨いたところ、想像以上に摩擦が大きいと感じました。
しかも、「ふつう」の硬さの歯ブラシなら「シャカシャカ」と軽やかなタッチで磨けるのですが、明らかに動作は重くデッキブラシを動かすような「カリガリ」という音を立てて歯が磨かれていきます。
スクラビング法はブラシを歯に固定して小刻みに動かす歯磨き法です。
そのため歯に対して水平にかかる力よりも垂直にかかる力の方が大きくなります。
しかも、「かため」はデッキブラシほどではないですが硬いので歯茎にブラシが刺さったような感じにもなります。
ブラシは硬いので左右に動かすのも「ふつう」よりも力が必要で、動かすたびに歯茎に鈍い痛みを感じるわけです。
ひと通り歯磨きを終えて歯磨き粉を吐き出すと、赤いスジが確認できました。
出血していたようですね。
悪い血を出す方が良いとも言われるのですが、傷口から細菌が侵入するということもあります。
ですから、普通に歯磨きをしても出血しないようになることが望ましいです。
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かための歯ブラシにもメリットあり
「かため」の歯ブラシはこのように健康な歯茎であっても血が出ることがあります。
実際に歯磨きをしていて痛いですから傷ついていることは否めません。
使わなくて良いなら使わない方が良いと思います。
しかし、ブラシがやわらかいと先に紹介したように汚れを掻きだす力が弱いです。
青い部分が歯石
私も前歯の裏側は3ヶ月もすれば歯石が付着した状態になります。
歯医者からはしっかり磨くように言われるのですが、私は歯ブラシを縦にして毎日磨いていますからサボっているわけではありません。
考えられる理由は歯ブラシの汚れを掻きだす力くらいです。
そうなると「ふつう」がダメなら「かため」しかありません。
あえて「かため」を使うメリットをあげるなら汚れを掻きだす力があるという点でしょう。
二刀流で対処
「かため」の歯ブラシで磨けば歯茎が傷つき血が出る。
「ふつう」で磨けば汚れが満足に落ちていない。
「かため」と「ふつう」の中間の硬さがあれば理想なのですが、私の知る限りではこのような都合のよい歯ブラシはありません。
考えぬいた末、二刀流で対処することにしました。
これまで私は歯ブラシは1本という固定概念に囚われていたので思いつきませんでしたが、最終的に「かため」と「ふつう」のそれぞれの良さを活かせば良いという結論に至りました。
最初のスクラビング法の歯磨きは「ふつう」で磨き、最後の仕上げで歯石の蓄積しやすい前歯の裏側を「かため」で磨く方法です。
「かため」で磨きたいのは歯の窪みにたまる着色汚れと前歯の裏にある歯石が溜まる場所。
窪みはかみ合わせ部分ですから歯茎は関係ありません。
前歯の裏の歯茎は丈夫みたいで、「かため」で磨いても出血しませんでした。
歯ブラシを持ち帰るのは面倒ではありますが、歯茎がボロボロになってはどうにもならないので二刀流が一番良い選択なのかなと思いますね。
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