唾液のネバネバの原因と対策【細菌とストレス】

歯周病と唾液の関係

歯

口を開けるときにネバっと糸をひく感じ、嫌ですよね。
私もですが、なんとなく口の中のネバネバが気になります。
歯周病の治療は終えて今はメンテンナンスをしているのですが、唾液のネバネバは気になって仕方がないです。

 

歯医者からするとネバネバ唾液は普通のことであり、心配することではないと言います。
しかし、エチケットを考えると糸をひくあの感じは避けたいもの。

 

どのような対策をしたら防ぐことができるのか。
ネバネバ唾液の原因から対策方法を考えていきたいと思います。

[adrotate banner=”3″]

唾液のネバネバはストレスと細菌

唾液がネバネバして気持ち悪い。
このような状況はなにが原因で起こるのか?
ここでは原因について考えてみます。

 

私の経験ですが唾液がネバネバする原因は大きく分けて2つあると考えます。

  • ストレス(緊張場面)
  • 細菌が多い

この2点を中心に考えていきたいと思います。

ストレス(緊張場面)

緊張

最初に唾液のネバネバが起こりやすい状況は緊張場面です。
主にストレスが大きくかかっているときですね。

 

例えば、会社のプレゼンテーション前などは緊張して異常に喉が渇くことありませんか?
私は上がり症なのでちょっとしたことですぐに緊張します。
就職活動の面接は苦痛でしかありませんでしたね。

 

これまで大学の卒論発表、就職試験、会社のプレゼンから朝礼でのスピーチまで数多くこなしてきましたが、終わった後の喉の渇きは異常です。
もちろん口内の水分が不足しているので唾液もネバネバで糸を引きます。
口を開いたときに前歯に糸がビヨーンと伸びるあれはみっともないなと感じるこの頃です。

 

緊張している場合、水分をどれだけ摂取しても喉の渇きが癒えることがありません。
本来であれば唾液が口内を中性に保つために適量の分泌がされているのですが、ストレスなど自律神経が乱れる原因があるとバランスが崩れます。

 

唾液には2種類あります。
「粘液性唾液(ネバネバ)」と「漿液性唾液(サラサラ)」です。
これらは自律神経の状態によって分泌が変わってくるとも言われており、

  • 漿液性唾液→副交感神経優位で多く分泌
  • 粘液性唾液→交感神経優位で多く分泌

緊張場面(ストレス過多)では交感神経が過剰に働きますから粘液性唾液が増える傾向にあります。

 

唾液は口内にある唾液腺から出るのですが、これは無数にあるとされています。
そして場所によって得意とする唾液が異なるようです。

 

ストレスや疲れが蓄積すると耳下腺炎という症状が出やすくなります。
耳下腺はサラサラ唾液の漿液性唾液を最大分泌させているところです。

 

ここが炎症しているということは機能は低下していることになります。
つまり漿液性唾液が出にくいため口内のネバネバ感は強くなるということです。

ストレスで唾液が少なくなる原因は上記の記事でも触れています。

粘液性唾液と漿液性唾液については上記の記事も参考に。

[adrotate banner=”4″]

細菌が多い

次に細菌が多い場合も唾液がネバネバになりやすいという内容です。
唾液と聞くと汚いイメージを持たれるかもしれません。

 

実際にニオイを嗅ぐと刺激的ですよね。
ニオイからして決してきれいなものとは言えないでしょう。

 

しかし、唾液の成分を見ると99.5%が水分で、残りの0.5%に歯を修復する再石灰化成分ラクトフェリンなど殺菌成分も含まれています。
ですから、唾液は本来無味無臭でキレイなものです。

疑問

なぜあのようなニオイを発するかといえば、口内環境が荒れていて雑菌が多くいるからになります。
唾液にはサラサラな漿液性唾液とネバネバな粘液性唾液があると紹介してきまいた。

 

粘液性唾液には細菌を殺菌して絡め取る役割もあるのです。
ニオイを発する細菌が唾液に含まれますから唾液もニオイを発するようになります。

 

動物には自然治癒力がありますね。
歯周病のように口内に細菌が多く棲み着いている場合は排除する動きが見られるでしょう。
それができるのは粘液性唾液ですから、細菌が多いと粘液性が多く分泌され唾液がネバネバするのです。

[adrotate banner=”5″]

唾液ネバネバ対策

最後に唾液ネバネバにどのような対処をしたらよいかについてです。
対処方法はここまで紹介してきた

  • ストレス(緊張場面)
  • 細菌が多い

の2つをできるだけ取り除くことでしょう。
ストレスを取り除くことは個人差が大きすぎるのでこちらから提言することは難しいです。
「細菌が多い」に関しては歯磨きをしっかりすることで緩和することは可能でしょう。

 

どちらかを完璧にこなせば良いとも言えません。
細菌が増えるのは免疫力が低下した場合もあるからです。

上記の記事でも触れていますが、口内の細菌が原因で起こる歯周病も免疫力が大きく関係しています。
免疫力が低下する原因は主にストレスから来るものですから、歯磨きを完璧にしていたとしても免疫力が正常でなければ意味がありません。

 

病院へ行き原因不明の症状だとたいていは「ストレスが原因」になります。
ストレスが原因というのはあまり好きではないのですが、傾向として免疫力が下がるのは事実です。
ストレス過多のときにカキフライを食べて当たってしまったので間違いないかなと感じています。

 

ネバネバ唾液を防ぐにはストレスを溜め込まず、歯磨きなどで細菌を除去して清潔にすること。
これに尽きるかなと思います。
そうすることで粘液性唾液の分泌を減らすことができそうです。

追記20150722

オーラパールという歯磨き粉を使い始めました。
塩味の歯磨き粉で唾液腺を刺激してサラサラ唾液をたくさん出してくれているみたいです。
ネバネバ唾液対策に使えるかもしれません。

[adrotate banner=”6″]

タイトルとURLをコピーしました